Method

工法について

サクライホームでは、2×4(ツーバイフォー)工法(枠組壁工法)を取り入れています。

優れた住宅性能を持つ2×4工法で使用する構造材料の内、外周部の壁をインチアップしたものが2×6(ツーバイシックス)工法です。

2×4工法の約1.5倍の壁厚を誇り、耐震性・耐久性もアップしています。

さらに、2×4の場合では、断熱材は90mm、2×6では140mmにして断熱性を高めています。

北欧型の2×4では柱の間隔が、通常600mmのところ、407mmにしており強度を増しています。

室内側の壁に対して、内壁にも9.5mmの合板を入れて強度を増しており、他にはない強度を得ております。

床の根太(ねだ)間隔は、通常450mm → 407mmにして、たわみ強度を高めています。

二階根太についてもTJI(木質系H工)を採用し軽くて丈夫な構造です。

しかもTJIでは、一階への反響音が大幅に軽減される効果も同時に得ております。

2×4では広い部屋が取りづらいと思われがちですが、TJI工法により、より広い部屋の間取りが取れます。

木造でもある2×4住宅は、日本の気候環境にもマッチし、30余年、安全で快適な住まいとして、
日本でも多くの皆様に愛され、ここ数年、年間約10万戸が建設され、既に全国で180万戸が建っています。

メリット

気密・断熱性能のレベルが一般住宅と比になりません。本物の高気密・高断熱住宅 (暖房器具は1軒に1台で十分)
さらに、サクライホームでは、吹き抜けを作り、空気を対流させ、家全体の温度を平均化させます。

吹き抜け構造は「寒い」と思われがちですが・・サクライホームでは決してそのような事はありません。

壁面と床面の面構成で形成するので、耐震性能が高いです。

壁内、床面にファイヤーストップ材があるので、耐火性能が高い為、標準仕様にて省令準耐火構造になります。

当社工場にて壁パネルを製作するので精度の高いパネル製作が可能です。及び全棟完全フリープランが可能です。 

デメリット

気密性能が高い為、室内の音反響が大きいです。

サクライホームではTJI(木質系H工)を採用しているため二階から一階への反響音を大幅に軽減させております
対策:カーテンなどの、音を吸収するものを取り付けます。

サッシが木製の為、10~15年に一度、塗装が必要です(取付方位により差がでます)
塗装についてはDIYにて塗装可能です。

メンテナンスフリータイプとして、外部の木部にアルミを装着したものもご用意しております。

冬でも家の中が暖かい為、食料品などを出しておくと、早く腐敗してしまう為、必ず冷蔵庫にて保管をお願いします。

気密が優れているので、使用する暖房器具を選ばないといけません。

オイルヒーター、電気式ハロゲン等、室内の酸素を燃焼しない暖房器具をおすすめしています。

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基礎完成

基礎の形状は地盤調査の結果により、布基礎、ベタ基礎仕様にて施工

1階根太床組

2×6材(防腐、防蟻処理 K4)を使用

根太間隔は@407mm。根太間に断熱受け気密板設置

1階床断熱施工

グラスウール24Kァ 140mm施工

1階床構造用合板張り(構造用合板ァ 15mm)

1階壁パネル組立

当社倉庫にて製作した壁パネルを組立

1階壁パネル組立

当社倉庫にて製作した壁パネルを組立

2階床根太組

2階根太TJIジョイストを使用

根太間は1階と同様の@407mm

2階床構造用合板張り(構造用合板ァ15mm)

2階壁パネル組立

当社倉庫にて製作した壁パネルを組立

屋根工事(トラス設置)

当社倉庫にて製作したトラスを設置

トラス設置間隔@610mm、野地板ァ12mm

上棟(基礎完成から上棟まで3日間必要ですので、天気予報をみて3日連続の晴天日に建て方工事を行います)

完成(基礎工事着工から完成まで4ヶ月)

木製サッシ

サッシの構造については木製三層ガラスサッシです。

トリプルガラスと2層の空気層により、高い断熱性能を実現しています。

※Low-Eガラスにも変更可能。

Low-Eガラスとは、ガラス面に金属膜をコーティング、放射率を下げ、赤外線を反射させ、熱を通しづらい、断熱性能が高いガラスです。

Low-Eガラスの金属膜方向により、寒冷地や暑い地域の両方に対応した断熱性能を維持します。

断熱材 グラスウール

通常の防音工事などで使われるのが密度10KHGですが、サクライホームでは密度24KHGを使用しています。

この24KHGの性能をフルに発揮させるためのノウハウにて施工いたします。

※KHG:数値が高いほど、密度が高く、断熱性能が高いことを表しています。

パネル

2×4工法では強制的に人口乾燥させた木材を使います。

通常、パネルは現場にてフレーミングしておりますが、工期日数がかかり、雨や湿気により水分を含み、壁体内結露を起こします。

この為、木材が腐り、住宅寿命が極端に短くなります。

これを防ぐため、サクライホームでは自社工場内にて製作をしております。

木製サッシ(木製三層ガラス窓)

特徴

当社の扱う木製サッシはZEH(ゼッチ)基準に対応しています。

熱を通しやすいガラスをもつサッシは、住宅において一番の熱の出入り口になってしまいます。

夏では71%、冬では48%もの大量の熱が移動しています。

省エネルギー住宅を造るためには、このサッシの熱損失量を減らすことが必要です。

当社の扱う木製三重ガラス窓は、熱還流率【U値】0.8W/㎡Kの極めて断熱性能の高い窓です。

ガラスは標準4mmのフロートガラスで、ガラス3層が標準です。

2層の空気層は保温性能が一番良いとされる12mmになっています。

断熱性能・気密性能・遮音性能そして環境性に優れた木製サッシは、これからの家造りに最適です。

この木製サッシのガラスとガラスの間の空間は「空気層」と呼ばれ、標準では乾燥空気が注入されています。

この閉じ込められた12mm+12mm=24mmの厚い空気層が、断熱性能を向上させガラス面に起きる結露を防ぎます。

木製三層ガラスサッシは、断熱性能ばかりでなく気密性能も抜群です。

木製の窓枠と木製の障子部分の枠がぴったりと密着するエアタイト構造になっているためにガタツキがなく、住宅の気密性能の向上にも大きく役立っています。

この気密性能もあいまって、木製三層ガラスサッシは、遮音性能でも秀でた性能を示します。

室外の騒音を30db以上カットし、プライベートな空間をより豊かなものにしてくれます。

住む人に静かな環境を与え、室内ではピアノなどを弾くことで近隣に迷惑をかけるようなこともなく、プライベートな時間を十分に楽しませてくれます。

世界トップクラスの断熱性能。

気密性や防音性にも秀でた木製三層ガラス窓。

横軸回転窓

北欧で最も人気のあるオーニング窓は、換気ポジション付きで2箇所で固定することが出来ます。

窓の障子部分は、180度回転しますので、室内側からガラスの外面を楽々と清掃することが出来ます。

このクリーニングポジションは、特に外から手の届かない2階や3階の窓にはとても便利で安全です。

また、窓の障子部分が部屋側に出ることが無いので室内の窓際を美しく飾ることが出来るのもこの窓の特徴です。

フィックス窓

高断熱・高気密を実現したフィックス窓です。

大きな窓から小さな窓までさまざまなサイズのオーダーも可能です。

小さく明かりを取りたい場合や天井の採光にも最適です。

テラスドア

TD08×21
トリプルガラスを使用した高い断熱性と気密性を実現したテラスドアです。

勝手口やバルコニーにおすすめです。

ベランダやお庭面の採光に、大きなフィックス窓とテラスドアの組み合わせは特に人気があります。

TD15×21/21
トリプルガラスを使用した高い断熱性と気密性を実現した両開きのテラスドアです。

採光も抜群で、お部屋を素敵な空間に彩ってくれるテラスドアです。

全面ガラスではない腰板タイプにすることも可能です(取り寄せになります)。

TD08×21

TD15×21/21

引き戸(スライディングドア)

大きな開口で、多くの光を取り入れることができるスライディングドアは、高い断熱性と機密性を実現しました。この大型のスライディングドアは、ドアの開閉もスムーズで、リビングに開放感を作り出してくれます。この重厚感がワンランク上の空間を演出してくれます。